2010/5/30(Sun)    バンコクで引っかけられた・前編
 話長くなりそうなんで、先にテーマを言っちゃいます。この話のテーマは「自分(fanta)もああゆうピュア(純粋)な時代があったなぁ・・」ってこと。

 2006年夏にバンコクに行った時のことです。それまで何度もバンコクへ行ってはいますが、この頃は執筆していたゲイ雑誌『BZ』は無くなっていてゲイがらみの仕事ではないです。
 ゲイとは全く関係なく以前から細々と続けていた海外の仕事絡みで某国へ行った帰りにバンコクに寄りました。つまりバンコクをトランジット(経由地)にした訳です。

 過去にバンコクに行った時のように何か取材するわけでもなし、全くのプライベートです。ひとりで思う存分「遊ぼう」と思って訪れたバンコクです。

 3泊だったか4泊だったか、まあその程度ですね。この年から、その後、筆者(fanta)の体調やら金が無いやらでバンコクには行ってない。タイの政情が安定したらまた行きたいと切に思います。

 で、「バンコクで引っかけられた話」ですが、どこのハッテン場だったかは覚えていません。バンコク市内の地元の若い子が集まるローカルなハッテン場ですよ。「バビロン」みたいに立派でもリゾート風でもないけど、一応サウナ完備したそこそこの施設。1階にシャワーとロッカーがあったな。た・ぶ・ん、「クルージングサウナ」

 どういういきさつだったか覚えてませんが、覚えている始めのシーンは、1階の4人ぐらいしか入れないシャワーに、fantaが全裸で(当然!)チンコおっ立たせて入って行って(得意!)、隣の可愛い子の勃起チンコをスコスコっとしこったら、この子もfantaのチンコをあいさつ程度にニコニコしながら3回ぐらいしごいたってことですね。

 いや、その記憶にある始めのシャワーのシーンの前にすでに、その可愛い子と若い子2人(2人ともいい感じのタイ人)がつるんで施設内を回ってるってことはfantaは認識してたんですよ。シャワーのスコスコの前に彼らと何かしらのコミュニケーションを取っていたような気がします。ただ、それがどういうコミュニケーションだったかは忘れた。

 とにかくその可愛い子(A君とします)にfantaはご執心で、「何とか喰っっちまおう!」と切に思っていたのは確かですね。

 細かくは覚えていませんが、「タクシーで帰るなら乗せてって」と若い子(B君とします。22才と言ってた)に言われて、3人でタクシー乗った。
 ・・・ああ、今思うと2人ともホテルに誘って3Pに持ってけば良かったな。その機転が廻らなかったのは、何か事情があったのかもしれない。

 まあとにかく、タクシーの行き先はタイ語で、B君に任せっぱなしだったから、どこをどう走ったのか、ある場所でタクシーは停まり、B君が「A君は明日用事があるからここで降りるんです」と言う。
 fantaは「あっそう。残念だね。じゃぁね!またね!」(そう言うしかない。誘拐する訳にもいかんし・・)。で、A君ニコニコして去って行った。

 長くなるので、「続く」です。

 写真はイメージです。
 
2010/5/31(Mon)     バンコクで引っかけられた・中編
 「バンコクで引っかけられた・中編」を書く前に、「前編」の記憶違いに気が付いたので修正を言います。別に話としてはどっちでもいいんだけど筆者(fanta)本人がダイアリーとして読む分には、貴重な体験の記憶が違ったままでは気持ちが悪いので訂正です(「前編」の文自体は修正せずそのままにします)。

・fantaが先にA君のチンコをしこったのではなく、「fantaがA君にfantaの勃起チンコを見せつけたら、A君がfantaのチンコを数回しこった」が正しい記憶でした。

・A君はタクシーに乗ったのではなく、「タクシーに乗ったfantaとB君をニコニコと見送った」ですね。理由は同じ。「明日があるから」です。「なんだよ・・、つまんねぇな・・」と思ったfantaの気持ちは変わらない。

*******

 さて、前編からの続きです。
 B君はいい感じなんですが、取り立ててfantaの興味を惹いていた訳ではない。正直「べつにぃ・・」って感じ。

 fantaはタイ語分からないし、B君は日本語分からない。互いに会話は片言英語です。それでもコミュニケーションはけっこうスムーズに行っていたよね。
 逆に釣り落としたA君の方が英語が通じなくて、ボディコミュニケーションをしてたという感じですか。

 まあともかく、タクシーの中でB君とどういう話をしたのか細かくは覚えてないけど、「他のゲイサウナに行きたい」とfantaが言ったのだと思う。

 「B君をfantaのホテルに連れ込もう」なんて思わなかったのは確かですよ。特にB君とやりたい訳でもなし、買ったボーイみたいに店の信用がある訳でもなし、今さっき知り合ったばかりの子が、fantaのプライベートスペースに一晩居座られちゃたまらないすもん。そもそもそんなことリスキーです。


 B君が「新しいゲイサウナがある」ってことで、シーロム通りあたりでタクシーを降りた。後はB君の記憶を頼りに徒歩です。シーロム通りあたりはfantaも勝手知ってるのでそこそこ安心。

 ところがB君、道に迷っちゃって、携帯で友達らしき人に電話かけて訊いたりしてる。「大丈夫かよ?」と思いましたが、さほど不安感を持たなかったのは、fantaがこの時期、躁うつ病の軽躁状態だったからですね。つまり「何でも来い!」と平気状態だったからでしょう。

 なんとかその新しいゲイサウナにたどり着いた。B君の言うとおり、「新しい」から、日本人が情報として取れるバンコクゲイ情報には載っていない、当然、fantaも知らないところでした。
 新しいから綺麗だし、そこそこ設備の整った中級ゲイサウナといったところです。受付でB君の分も払って入場。

 確か夜の10時頃で、本来だったらゲイサウナのピーク時ですが、ここは正直ガラガラ。4階建てくらいの建物の中で、客は3,4人ってな感じでした。

 一通り、施設内を回ると、B君がfantaの腕を引っ張って、個室の方に連れていく。で、「ここはどう?」みたいなことを言う・・。

 何だ、B君、俺とやりたいの?気が付かなかったよ。奇特な人だね。やってもいいよ。だったらこんな個室じゃなくて、こっちの広々としたオープンテラスで、外でいやらしくやりましょうよ。どうせ大して人も居ないんだから(まあ、そういうのがいつものfantaのスタンスですよね)。

 fantaがそう思うのも無理はない。そのゲイサウナには、近場の外からはほとんど見えないオープンテラス。露出魂くすぐる空の空いたそこで、fantaは腰に巻いてあったバスタオルをとって素っ裸になり、「さあB君!こっち来なよ!」って感じ。ところがB君にはそんなことできない。「そんなことしちゃダメ!」と、暗い閉鎖空間にfantaを誘う。

 結局、fantaが「絶対個室はイヤ!」ってことで、オープンテラスの隅にある「スノコで囲まれた取りあえず隠されたスペース」で、B君もfantaも妥協・・・。
 B君がタオルを取ったらビックリ! チンコがデカいのなんの!fantaエッチ史上、1位2位を争うデカさでしたね。始めっから勃起状態。それも触ったらカチカチ。あのデカさでカッチカチだと一種の凶器みたいなもんだわ。

 多分、いわゆる前儀みたいなもんは、ほとんど無かったんじゃなかったか? そもそもfantaは「ノリノリ」じゃなくて「中ノリ」ぐらいですから、受けに徹してB君にお任せですよ。
 とにかくよく覚えてるのは、とにかくそのデカいモノをfantaのケツに突っ込もうとするんだわ。

 「それ無理だって!無理無理!ストップ!壊れちゃう!」ってなことを慌ててfantaは言ったよね。

 長くなるので、さらに「続く」です。こんなに長くなるとは思わなかった。すいません

 写真はイメージです。
 
2010/6/10(Thu)     バンコクで引っかけられた・後編
 「中編」からの続きです。

 とにかくB君はfantaのケツに入れようとするんです。その気持ちは真っ直ぐで、若い、感じのいい子に迫られりゃ、拒絶するのも忍びがたい。

 いずれにせよ、コンドームはしてたはず。じゃなけりゃ筆者(fanta)が受け入れませんよ。もともとB君が施設が用意していたコンドームを持ち歩いていたのか、fantaが指摘してB君が取りに行ったのかは記憶にない(fantaが取りに行ったは有り得ない)。
 とにかくコンドーム付きデカチンコ、fantaは「先だけなら入るかも・・」と言いました。

 オイルがあったのかなかったのか、とにかく先だけは入ったけど、それ以上、及び、ピストン運動はfantaが痛くて無理。
 B君は外で発射したはず。どういう形で発射したかは覚えてないです。fanta自身も発射したのかどうか? しなかったような気がします。

 ゲイサウナを出てシーロム通りのマクドナルド、B君が「なんか食べよう」と言うので、そこで食事。なんかいろいろお話。

 B君が「(fantaの)電話番号教えてくれ」と言うので、
 「いや、教えるのはいいけど、電話番号聞いてどうするの? 電話かけるの? で?何話すの? そもそも電話かける用事があるの? 話すことなんて無いよ。ハローと言うだけにかけるの? 国際電話代高いよ。こっちからはかけないよ」と、
一気に言いました(全て本音)。

 そしたら、すごく悲しそうな顔して。「これ(食事のこと)、ありがとう」と言って、B君、スッとマクドナルドを出て行っちゃった。
 正直呆気にとられましたね。
 B君、fantaのキツく聞こえた言葉に傷ついたんだろうな。キッパリ振られたと思ったんでしょう。
 「可哀そうに・・」と思ったと同時に、「甘チャンが!」とも思いました。
 まあ、自分(fanta)にもそういう時代があったのは確かですから。

 写真はイメージです

 



 

 
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